パスタの中で「リングイネ」ってなに?
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    さて イタリアの旅のコース料理 2番目の皿をご紹介します、

     

    お待たせいたしました

    【そら豆 とゴルゴンゾーラチーズのクリームソース和え 自家製パスタ リングイネ】 です。

     

    『リングイネ』ってとどうして呼ぶのですか?マカロニの様に真ん中が空いて ストローの様なリングになっているからなの?」

     

    『リングイネ』って直訳すると『鳥の舌の形 』という意味で、輪切りに断面にしてみると楕円形になっているのですよ。

    それでその形から名付けられたのです。

    イタリア料理というのは、一口にパスタと言っても

    個性あふれる独特な形で 触感を楽しませてくれる手法がいっぱいあるのですよ。

    だから 奥が深くて 楽しいんですよ」

     

    とシェフが教えてくれました。

    な〜るほど!私もここで教養ゲット!

    これからの旬のそら豆が、生クリームにおおわれて まるで薄絹をベールとしてまっとった

    ふっくらしたレディーがベッドに横たわっている感じ!

    まずは、これからが旬のそら豆から、パクリ!

    あれっ?これ特別なそら豆?まるで栗の様な感触と甘さが・・・

    普段 ビールのおつまみなんかに出てくる連中とは 2味 いや3味違う

    そこで生クリームソースがリングイネのしっとりシコシコ感とマッチして たっぷり絡んだソースと共に頂く。

    あー 豊潤な舌触り〜 

    絶妙な味のハーモニーと白ワインが、口の中で交じり合うと、

    ある意味・・・官能的な”幸せセンサー”が、脳裏に湧き出るのを感じます。

     

    では、すべてのマジックには、種も仕掛けもあるのだから、その秘訣を北原シェフにチョッと教えてもらいましょう。

    実は、とっても科学的なのです。

    まず・・ただの生クリームソースではないのです。

    イタリアのブルーチーズを細かく切って それを生クリームで伸ばすようにソースを作る。

    さらにそら豆入れて煮込む。

    この絶妙な頃合いが一流のプロとしての塩梅なのですが、豆の苦さ(アク)とブルーチーズの苦みや臭みが

    互いに引き合い 打ち消しあって 独特の旨味のある世界を創造するのだそうです。

     

    な〜るほど!!互いの欠点は、裏返せば長所。人間もよく似ていますね、

    「優しい人」裏返せば「優柔不断」  「決断力のある人」 裏返せば 「冷たい人」

    そこを調理人は、素材の特性をよ〜く理解して 掛け合わせ 一つの芸術の一期一会の味を作っていく。

    まったくもって・・・北原シェフには、唸らせられるね・・・

     

    隣にいた院長に

    「ねぇ〜 まるであなたと私のコンビみたいじゃない?あなた技術を提供する人 私 それをおしゃべりする人」

    そして 笑顔でテーブルの横に立って説明してくれていたシェフにも

    「ねぇ〜 シェフと私のコンビにも似てますね。シェフは作る人 私は、食べて 表現する人

    で・・・この可愛いそら豆が私かしら・・?」

     

    「いや・・副院長は、リングイネの方でしょ だって 長いものには、巻かれろ ってあるから・・・・」

    暗黙の笑いでした・・・

    さらに仕上げにパルメジャーノ レジャーノ(チーズ) 

     

     

    これは、イタリアのレジャーノ村でしか作れない最高品もののチーズ

    でそれをすりおろして 粉にして振りかけてあるのです。

    一塊は、タイヤみたいなので 35キロくらいあります。(仕入れ価格 12万円)

     

    何という素材の優しい味なのでしょう 気持ちまで優しくなれちゃう 逸品でした。

    気分は、イタリアのレジャーノ村で作りたてのチーズに囲まれて 

    木陰で上品な鋳物で作られたテーブルの上には、ワインとチーズをふんだんに用いた料理

    体では、そよ風を感じながら頂いている気分

    posted by: 副院長 | 本物のパスタとの出会いをあなたに | 13:31 | comments(0) | - |